この数ヶ月の制作は、感情の割合が大きかった。
ここからまた気を鎮めて、向き合っていきたい。
今年の春には想像していなかった展開になってきている。
今描きたい絵を描けているだろうかと、少し立ち止まると弱気の波が押し寄せる。
それでも、眩しい朝を迎えることで、よろこびが戻ってくるようになった。
先日、旧居を手放すという区切りを打つことができ、今またここから個展構成の立て直しを図っています。
4つのシリーズを軸に構想していましたが、一番筆が動きやすい①②のシリーズを描き進めていくうちに、③シリーズのラフスケッチの構成に違和感というか今描きたいものとの不一致が生まれていました。
③はシリーズの中でもっとも未知で挑戦的な表現です。発想の強度や偶然性、画面構成力が必要な領域であり、完成まで導けるかの心的負荷が高いと感じることから、今はまだ、自然な出発点(心の中心から始まること)ではないと判断しました。
独立した物語性から、生活と心象の混ざり合いへと打ち立てた架け橋は、橋渡しをすること自体が出発点となってしまっていたのかなと思いました。頭の中で構想する分には滑らかであっても、絵は一枚ずつの対話からしか生まれず、一枚は一枚で一枚であり、他の何をも背負わせてはならない。
個展まであと約2ヶ月、最後の沈潜を楽しみたいです。
